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子6割が「親の不動産を相続したい」と回答 - 親の意向は?




こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
今年流行した言葉を決める「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。年間大賞に選ばれたのは、平昌オリンピックのカーリング女子日本代表で銅メダルを獲得した「ロコ・ソラーレ(LS北見)」のチームメンバーが使って話題になった「そだねー」でした。平昌オリンピックでの盛り上がりが蘇りますね。
さて、不動産相続に関するアンケートをご紹介します。



 リビン・テクノロジーズは11月13日、「不動産相続について、子の気持ちと親の気持ち」に関する調査結果を発表した。調査は9月26日~10月4日、同社運営の不動産査定サイト「スマイスター」を利用した20歳以上の男女244名を対象に、インターネットで行われた。

■「親の不動産を相続したい」が6割
全調査対象者のうち、「親が健在だ」(61.9%)という人に対し「親は不動産を所有しているか?」を聞いたところ、66.9%が「はい」と回答。親が所有する不動産の種類は、「戸建て」(80.2%)が8割を超える結果に。次いで「土地」(25.7%)、「区分マンション」「農地」(ともに11.9%)、「山林」(7.9%)と続いた。
「親の所有不動産を相続するか?」と尋ねたところ、「相続人で相続したい」(60.4%)が最も多く、次いで「相続人ではない」(25.7%)、「相続人だが相続したくない」(12.9%)と続き、既に「生前相続した」(1.0%)という人も見受けられた。

■親2割に、子どもに相続させる意向なし
では、相続させる側である親はどのように考えているのだろうか。全回答者のうち「子どもがいる」(83.2%)と回答した人に対し、不動産所有の状況について確認したところ、不動産所有率は72.4%となり、「戸建て」(76.2%)が最多に。次いで「区分マンション」(23.8%)、「土地」(20.4%)、「農地」「山林」(ともに7.5%)と続いた。
「将来、所有不動産を子どもに相続させる予定ですか?」と尋ねたところ、「子どもに相続させる予定」(41.5%)が最多に。相続させたい理由としては「子どもに資産を残したい」(54.2%)、「他に相続する人がいない」(20.3%)、「子どもに住んでもらいたい」(16.1%)という意見が多かった。
また、「まだわからない」という人が37.4%を占めたほか、「子どもに相続させる予定はない」(17.7%)、「配偶者・子ども以外に相続させる予定」(2.0%)など、親の約2割に子どもに相続させる意思がないことがわかった。
「子どもに相続させる際の不安」について尋ねると、「特にない」(35.6%)が最多となった一方、「子どもが住む予定がない」(20.3%)、「老朽化」(19.5%)、「固定資産税がかかる」(17.8%)、「売れなさそう」(16.9%)といった回答が上位に並んだ。

マイナビニュース 子6割が「親の不動産を相続したい」と回答 - 親の意向は? より引用


土地や金融資産の他に、インターネットの普及によってSNSやインターネット関連のアカウントなどの「デジタル遺品」と呼ばれる遺品が問題になっています。
データ復旧などを手がけるデジタルデータソリューション(DDS)にはデジタル遺品の相談が過去1年で約400件寄せられたそうです。多くは亡くなった人の情報にアクセスできずに困っている遺族からのお問い合わせだそうです。パスワードの解除やデータ復旧の価格は30万円前後かかります。 中でも米アップル製品は暗号化が高度で、ロックの解除自体が難しいそうです。DDSでパソコンの復旧が専門の井滝義也氏は「パスワードの壁を突破できても、削除済みデータは戻せない場合がある」と話しているそうです。
葬儀会社のアーバンフューネスコーポレーションは、来年からデジタル遺品整理サービスを始めるそうです。「スマホの暗証番号と写真は妻、メールは社員、SNSは抹消」など、死後のデータの提供先を細かく決めておくことができます。遺族が死亡診断書を提出すると、アプリ内の箱を開けられるカギが発行される仕組みだそうです。
アメリカでは、「デジタル資産への受託アクセス法」があり、およそ90%の州で制定されています。遺族などがデジタル遺産のほとんどを適正に相続できるようになっているそうです。
日本ではそうした法整備は進んでおらず、遺族が本人の許可なしにアカウントにログインする例が少なくない状態とのこと。プロバイダーなどの利用規約に反している恐れはあるものの、時間的、物理的な必要に迫られた行為であり、事実上黙認されることが多いようです。
SNSなどのサービスの増加で簡単にコミュニケーションが取れ、インターネットで便利に取引ができる一方で、デジタル遺品は今後も増えていくことが予想されます。日本でも早急な法整備を期待したいですね。



不動産担保ローンの日宝より
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