ニュース

老後資金対策?リバースモーゲージの仕組みとは?




こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
経団連の中西宏明会長は3日の記者会見で、2021年春以降入社の学生の採用活動に関し、大企業が中心の会員各社を対象に面接の解禁時期などを定めた就職活動ルールを廃止する意向を表明しました。人手不足の影響の中、企業による学生の獲得競争は激化しています。経団連はルールを定めていますが、会員ではない外資系企業などは早いタイミングで募集を開始でき、「青田買い」問題も指摘されています。
一方、学生を送り出す側の日本私立大学団体連合会は「現行のスケジュールを堅持すべきだ」と廃止に反対の立場とのことです。
何よりも、学生自身が活躍できる企業へ入社できることを優先してほしいですね。
さて、今日は不動産バブルに触れてみたいと思います。



 この先5年、日本経済はどのように変わっていくのか。雑誌「プレジデント」(2018年7月2日号)の特集「あなたは今、何を学ぶべきか」では、6つのポイントにわけて識者に解説を頼んだ。第3回は「不動産バブル」について――。(第3回、全6回)

■下位15%は「限りなく無価値になる」
PART3:不動産バブル 「五輪危機」を乗り越えて市場は3極化
2020年の東京五輪開催後に、バブル気味の不動産市場が弾けるのではと懸念する声がある。しかし、「そんな心配はありません」と話すのは、さくら事務所創業者会長の長嶋修さんだ。
「確かに五輪前後で景気は変動しますが、経済規模の大きな先進国では変動は小さい。12年のロンドン五輪では、英国政府が五輪が不動産市場に与えた影響は小さかったと報告しています。日本も同様でしょう」
また、長嶋さんは「物件価格と年収の倍率などをもとに計算したスイスの大手金融機関UBSのグローバル不動産バブル指数では、割高感はあるが、バブルのリスクは低いと診断されています(図1参照)」ともいう。
もっとも日本の人口は今後減少し、中長期的に不動産市場も縮小する。それでも全国一律に冷え込むわけではない。「不動産市場は3極化しています。上位15%は価値が維持ないし上昇する半面、中位の70%は緩やか(年率2~4%程度)に下落し、下位15%は限りなく無価値になります(図2参照)」と長嶋さん。

■駅から1分離れるごとに成約単価が下がる傾向
上位15%に入るのは、東京をはじめとする主要都市の中心部で、駅から徒歩7分以内の物件だ。たとえば東京都心7区(千代田、中央、港など)でも、築年数より駅からの距離が重視され、駅から1分離れるごとに成約単価が下がる傾向にある(図3参照)。また、千葉県流山市のような独自の子育て支援で人口が増えているエリアも上位15%に含まれ、同様のエリアを研究する価値は十分にある。
一方、必ず浮上する持ち家か賃貸かの問題だが、「上位15%のエリアにあるような資産価値が中長期的に下がらない物件、3000万円で買ったマンションが20年後も同じ価格で売れるのであれば買ったほうがいい。貯蓄と同じだからです」との回答を長嶋さんは示してくれた。
マンションは新築・中古それぞれメリット、デメリットがあるが、都心では割安な中古に人気が集まり始めている。「立地にもよりますが、中古マンション価格は今後も総じて維持ないし上昇する傾向にあり、リスクは相対的に低いでしょう」と長嶋さん。ただし、中古マンション購入の際のポイントの1つは、管理組合の運営状態だ。
「管理組合がしっかり機能しているマンションは資産価値が下がりにくい。組合の議事録を見せてもらったり、住人へのヒアリングをおすすめします」という長嶋さんの教えを守りたい。

PRESIDENT Online 2018年8月28日配信 老東京五輪後も「不動産バブル」は弾けない より引用


内閣府は7月26日、「世界経済の潮流2018年Ⅰ<2018年上半期世界経済報告>~民間債務の増加がもたらす世界経済のリスクの点検~」を公表しました。
この中で、過剰民間債務の発生と資産価格「バブル」の関係を明らかにし、このバブルが崩壊した場合の景気後退の大きさを、1970年以降のOECD加盟20カ国のデータから分析しています。それによると、不動産(住宅)価格下落のみに関連する景気後退は、その他の要因による場合に比べて、GDPの減少率が大きいとの結果になっているそうです。
不動産バブルに対する意見は、専門家によって様々です。銀座5丁目中央通りの鳩居堂前の坪当たり路線価は、前のバブルのピークだった1992年には1億2000万円でしたが、2017年は1億3300万円に達し、すでにバブル期を上回る地価がついていることなど、警戒を発信している方も多くいます。
 不動産投資用、住居用、いずれにしても株価の状況など多方面の情報を収集して判断する必要がありそうですね。

参考:第1章 民間債務からみた世界経済のリスクの点検
http://www5.cao.go.jp/j-j/sekai_chouryuu/sh18-01/pdf/s1-18-1-1.pdf



不動産担保ローンの日宝より
ページ先頭に戻る
  • お申し込みはこちら
  • 0120-250-890
  • ご紹介歓迎
  • 高価買取致します