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金融業界、LINE活用新サービス拡充 残高照会や入出金明細確認



こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
2017年の春闘交渉は15日、自動車、電機など大手企業の経営側が労働組合の賃上げ要求に対する回答を一斉に行いました。各企業は基本給を底上げするベースアップを4年連続で実施するようです。しかしながら、引き上げ幅は前年を下回る回答が多く見られるそうです。賃上げの他に「働き方」も大きなテーマとなっており、新たな勤務制度が導入された企業もあるようです。賃金、体制ともに働きやすい企業が多くなることを期待したいですね。
さて、今日は金融業界で進むLINEの活用について紹介いたします。

金融業界、LINE活用新サービス拡充 残高照会や入出金明細確認

 金融業界が、無料通信アプリ「LINE」を活用したサービスを拡充している。三井住友海上火災保険が、同社の公式LINEアカウントに登録しておけば自動車事故対応の途中経過を確認できる新たなサービスを始めたほか、銀行などでもLINE活用のサービスを展開している。背景には、LINEを利用する層が若年から中高年にも広がりを見せていることなどがありそうだ。
三井住友海上は昨年7月に大手損保で初めてLINEを活用した契約確認や連絡サービスを導入。半年程度が経過し、利用者が1万人程度まで増えたため、保険金支払いの手続きがどの段階まで進んでいるかをスマートフォンなどの画面上で確認できるサービスを始めた。平日の日中などは仕事で代理店と連絡が取れないケースや、外出先で手元に保険証券がないため問い合わせができないといった契約者の声に応える狙いで今後は火災保険などへの応用も検討する。
損保業界では、昨年5月にアクサ損害保険がLINEの公式アカウント上で見積もりができるサービスを始めた。みずほ銀行は2015年10月からLINE上で残高照会や入出金明細が確認できるサービスを行っている。
 総務省の情報通信白書によるとLINEの利用率は15年は37.5%だったが、16年には44.9%と全年代でまんべんなく増えている。中高年の利用が増えることで、各社ともサービスの拡充を図る動きが出てきそうだ。

■LINEを活用した金融業界の主なサービス
三井住友海上火災保険
 ・保険契約の内容や自動車事故の保険金支払いの経過確認が可能
 みずほ銀行
 ・LINEのトーク上で特定のスタンプを押すと残高照会や入出金明細を確認できる
 アクサ損害保険
 ・自動車保険の見積もりがとれるサービスを導入
 SBI証券
 ・トーク上で株式の売買発注や株価の照会ができるサービス


SankeiBiz 2017年03月09日配信 金融業界、LINE活用新サービス拡充 残高照会や入出金明細確認 より引用


LINEは、登録ユーザーのうち毎日利用するアクティブ率が60%を越え、年齢、職業、地域をくまなくカバーしつつあるようです。 LINEやFacebook Messengerのようなチャットツールの利用が広がる中、チャットボットと呼ばれる会話形式で自動応答するAIの開発が盛んになってきました。
金融業界以外でも、アメリカの大手メディアCNNはMessenger上で個人の趣向に合わせたニュースを配信しています。また、冷蔵庫にある材料を伝えると、晩ご飯のレシピを提案してくれるチャットボットもあります。
チャットボットは、顧客の利便性の向上とオペレーションコストの削減につながると言われています。顧客は、24時間いつでも、どこにいても問合せや残高照会ができるようになりました。企業側は、いつでも顧客の質問や要望に対応できるようになり、コールセンターなどのコストが削除できるようになりました。
このような、金融業界におけるチャットボット活用も、Fintechのひとつです。Fintechが広がっていくと同時に、金融業界でのチャットボット活用は時期尚早との声も上がっています。資産や個人情報に関する情報は、ささいなシステムエラーやバグが大きな問題へ発展する可能性があるからです。
ユーザーの利便性、セキュリティと企業のコスト削減が両方叶うようになることを期待したいですね。


不動産担保ローンの日宝より
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