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Facebookから利用できる貯蓄チャットボットアプリ「Plum」



こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
ノーベル文学賞を歌手のボブ・ディランさんが受賞し、話題になっていますね。受賞の理由は「米国の偉大な歌の伝統で、新しい詩的な表現を創造してきた」ことだそうです。
今年もノミネートされていた作家の村上春樹さんの大ファン、通称「ハルキニスト」の皆さんが残念そうに肩を落とした映像がニュースで流れていました。来年は誰が受賞するのでしょうか。
さて、今日はFacebook Messengerから利用できるチャットボット「Plum」を紹介いたします。

Facebookから利用できる貯蓄チャットボットアプリ「Plum」

ミレニアル世代向け貯蓄チャットボットアプリ「Plum」を、英スタートアップが開発した。現在はベータ版のみだが、今月末からは「招待制度」でUKの消費者にサービスを開始する。
アプリと銀行口座をリンクさせるだけで、Facebook Messengerのチャットボットを通して、入出金から貯蓄の相談まで簡単に行える優れもので、より気軽に貯蓄を意識できる環境を若い世代に提供することを目標としている。

■スマホからチャットボット任せで無理のないマイクロ貯蓄
今後主流顧客層となるミレニアル世代をターゲットに絞った金融商品が続々登場する中、次世代海外送金スタートアップ、TransferWiseの初期立ちあげメンバーが新たに設立したのがPlumだ。
設立者のビクター・トロコウデス氏とアレックス・マイケル氏は、「消費者に貯蓄の大切さを学んで欲しい」という願いから、Plumを誕生させたという。世界第5位の経済大国であるにも関わらず、所得格差の激しい英国では個人負債問題が深刻化している。
X世代(1960年~1974年前後に生まれた世代)以降は浪費傾向が強いことに加え、所得や資産が高齢層の約半分にまで減っていることなどが、様々な調査から判明している。「住宅費や物価の急騰によって収入の大半が生活費やローン返済に消え、貯蓄どころではない」という国民が多い。
それゆえにこれらの世代は普段からお金の出入りを管理する習慣を身につけ、少しでも節約に励むことが重要だ。SNSやAI(人工知能)といったテクノロジーを金融ツールに取りいれ、若い世代がお金の管理を気軽にできるという点で、Plumのようなアプリは最適だろう。
トロコウデス氏が「マイクロ貯蓄ツール」と形容するPlumは、少額の節約が数カ月後、数年後には予想以上のまとまった貯蓄に育つことに、消費者の意識を向けようというコンセプトで開発された。毎月3000円の節約に成功すれば、1年後には3万6000円、10年後には36万円に育つ。「貯蓄の仕方ががわからない」という消費者には、チャットボットが節約術を伝授してくれる。
スマホからチャットボット任せで無理せず貯蓄というスタイルは、何ごとも合理的に進めたいミレニアル世代にピッタリだろう。(FinTech online編集部)

Yahoo!JAPANニュース 2016年10月14日配信 Facebookから利用できる貯蓄チャットボットアプリ「Plum」 より引用


中国の「WeChat(微信)」では、同名のアプリを使って、ショッピングからチケットの予約、映画やホテル、病院の予約をすることができるそうです。かつては、WeChat 対応の従業員が直接お客の質問に対応する形だったそうですが、現在は既に構築されたデータに基づいて、WeChat のチャットボットが対応する割合が高くなっているとのことです。このサービスは、すでに中国のユーザーたちの生活に根付き始めているようです。
一方で、今年3月、マイクロソフトのチャットボット「Tay」がリリース当日に停止する事例もありました。これは、チャットボットが会話の中でインプットされた差別用語をデータ化し、善悪の判断がつかないまま会話に取り入れてしまったことが要因でした。 銀行業務など金融分野では、マイクロソフトの事例のような、「ささいなエラー」では済まされない事態が発生する可能性を指摘する専門家もいるようです。
ここ数年でFintechは大きな広がりを見せ、様々なサービスが生み出されました。日本でも「マネーフォワード」のように、巨額の資金を調達したサービスもあります。しかしながら、専門家の指摘にあるように、金融サービスは安全性が重要になります。
今後ますますの展開が期待されるFintech。身近で誰もが安心して利用できるようになる日が楽しみですね。


不動産担保ローンの日宝より
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