ニュース

外国人は日本の不動産屋をどう思う 「車で案内されて驚き」「とても親切」



こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
先日の体育の日は、各地で運動会が開催されたようですね。この体育の日、1964年の東京オリンピックの開会式が行われた10月10日を1966年から国民の祝日としたそうです。
2020年東京オリンピックでは、7月24日に開会式が予定されています。7月24日も数年先には祝日になるかもしれませんね。
さて、今日は外国人から見た日本の不動産屋について触れてみたいと思います。

外国人は日本の不動産屋をどう思う 「車で案内されて驚き」「とても親切」

日本で住まいを探すとき、まず訪れるのがいわゆる「不動産屋」だろう。しかし、いい物件を見つけるには「いい不動産屋に行き当たるかどうか」がひとつのポイントとなる。たとえ隣り合わせにある会社であっても、対応に差が出ることもあるだろう。そんな日本の不動産屋を、海外から日本に移り住んだ人はどのように感じているのだろうか。日本在住の外国人20人に聞いてみた。

Q. 住まい探しの際、日本の不動産屋は親切でしたか? 母国の事情とあわせて教えてください
■親切・とても親切
・「とっても親切と感じました。わがままを聞いてくれて、いい物件を紹介してくれました。タイでは車に乗って物件を見るのが一般的ではないのです」(タイ/30代前半/男性)
・「とても親切だと思います。車でいろんなところを案内されて驚きました。パリは現地集合が多いです」(フランス/30代前半/男性)
・「とても親切でした。インドは日本より親切ではありません」(インド/40代前半/男性)
・「日本の不動産は親切である。パラグアイで物件を探したことはない」(パラグアイ/30代前半/女性)
・「中国の不動産屋さんも優しいですが、日本と比べると、日本は中国より全然親切です。サービス業は日本はベストなので。また、印象ですが、中国は大手の不動産チェーン店が基本的に少ないため、みなさんは基本、親戚と友達の紹介で不動産屋を探していると思う」(中国/30代中半/男性)
・「日本の方がずっと親切です。イタリアの不動産屋はあんなに丁寧に家まで連れて行ってくれるかどうか……。それよりもちゃんと合法的な気がします。イタリアの場合は、特に家を借りる時は不動産屋ではなくて、個人の大家さんに直接頼む場合があり、正式な契約がないことが多いです」(イタリア/30代前半/男性)
・「親切だった。母国ではインターネットで直接アパートの大家さんと連絡できるから、不動産屋を使わない人が多い」(ロシア/20代中半/女性)
・「日本に引っ越したとき、個人でやっている大家とやり取りしました。親切な人です。アメリカで経験はありません」(アメリカ/30代前半/女性)
・「行ったことがないからよく分からない。周りの人に聞いてみると日本のほうが親切でいろいろやってくれるそうだ。逆に台湾の大家さんには騙されるケースもある」(台湾/20代後半/女性)
・「親切です。香港の不動産よりうるさくないと思います。香港の不動産はしつこく電話をかけてきます」(香港/20代後半/女性)
・「とても親切だと思います。インドネシアでも同じく親切だと思いますが、日本語では尊敬語があり、お客さんの対応がより丁寧に感じています」(インドネシア/40代前半/女性)

■普通・不動産屋による
・「普通程度でした。また、ウクライナで住まい探しをしたことがありません」(ウクライナ/30代前半/男性)
・「不動産屋によりますね。親切なのもあれば、あまりのところもありますね。ハンガリーも一緒です」(ハンガリー/30代前半/女性)
・「日本の不動産屋は親切なところがあれば、そうでないところもあります。初めて日本で引っ越したときは、ある不動産屋に騙されて、すごく悪い物件に引っ越してしまいました。その2年後、もっとまじめそうなところで住まい探しをしたら、今度はちゃんと私の条件に合った物件に案内してもらい、質問とか全部丁寧に答えてくれました。しかし、日本の不動産は人を騙そうとするようなところもあるので、その手口を調べて気を付けないといけないです。ルーマニアの不動産屋と関わる機会がなかったんですが、話を聞くと真面目なところはかなり少ないそうです」(ルーマニア/30代前半/女性)

■親切ではあるけれど……
・「親切です。しかし、裏ワザが多いため、あまり好きではない。ベトナムでは本音で教えてくれる」(ベトナム/20代後半/男性)
・「日本で住まい探しをしたとき、外国人差別が結構あると感じました。たくさんの建物に、自分の国籍と関係なく"日本人じゃないから"ダメということがありました。不動産屋のスタッフは普通に親切で、いい接客だと思っていました。スペインで住まい探しをした事がありませんので比べられません」(スペイン/30代前半/女性)
・「不動産屋さんの親切さは変わらないと思いますが、(外国人が)いまだに家主の差別対象になるという事実は悲しいと思います。不動産屋の人が一生懸命自分に合った物件を紹介・賃貸しようとするイメージがありますが、家主さんに確認したら全てが水の泡……」(ブラジル/20代後半/男性)

■親切ではない・わからない
・「そこまで親切と言えないです。例えば、金持ちそうに見える場合は丁寧で、お金がなさそうだったら無視するような態度でした」(モンゴル/30代前半/男性)
・「不親切だと思います。外国人と分かり次第、態度は少し変わってきます。お金がないと思われているか、もしくは面倒だと少し冷たくなる感じがします。フィリピンでは、商売なので、いつも優しく対応してくれます。ただし、アフターケア対応は弱いです」(フィリピン/40代前半/女性)
・「最初から寮に住んでいるので、わかりません」(韓国/20代前半/男性)

■総評
今回のアンケートでは、「親切・とても親切」と回答した人が11人だった。さらに「親切ではあるけれど……」という人を合わせると14人となり、多くの外国人が「日本の不動産屋は親切」と感じていた。
しかし、中には外国人への偏見や、客によって変化する態度に不快感を覚えることもあるようだ。筆者はフリーランスなうえ、元夫が外国人だったため、東京都下で賃貸物件を探すのに難航した記憶がある。しかし、東京都心に住む米国人の友人は「そんなことは一度もなかった」と言う。地域差や、大家さんの外国人に対する認識の違いなどがあるのだろう。
また、日本の不動産屋には「手口」「裏ワザ」があると感じている人もいた。もちろん全ての不動産屋がそうであるということはないが、場合によっては、日本人であっても気をつけなければならない点はあるのかもしれない。

調査時期: 2016年7月16日~2016年8月15日
調査対象: 日本在住の外国人
調査数: 20名
調査方法: インターネット応募式アンケート

マイナビニュース 2016年09月30日配信 外国人は日本の不動産屋をどう思う 「車で案内されて驚き」「とても親切」 より引用


法務省の発表によると、2015年末時点での在留外国人数は前年比5.2%増の223万2189人で、統計を取り始めた1959年以降最も多かったそうです。2008年の214万人をピークに景気後退や東日本大震災の影響などで減少していましたが、2013年に再び増加に転じたそうです。
特に、留学のために日本に滞在する外国人は約24万7000人と、前年比で3万人以上増加。日本の企業や農業、漁業などの現場で技能・技術を習得する「技能実習」目的で在留する外国人も約19万3000人と、前年比約2万5000人増えています。日本の雇用状況の好転、一部業種の顕著な人手不足などが背景にあると考えられています。
 アンケートでは「とても親切」という回答が多く得られたようですが、外国籍の方が入れる物件と入れない物件があり、地域差も存在するなど、全ての人にとって便利だとは言えないようです。また、賃貸の場合は契約時の初期費用が高い、という意見もあるそうです。特に、「礼金」の習慣がない国が多く、驚く外国人が多いそうです。
 在留外国人数は今後更に増加が予想されます。どこの国の人でも、公平な形でサービスを受けられるようになることを期待したいですね。


不動産担保ローンの日宝より
ページ先頭に戻る
  • お申し込みはこちら
  • 0120-250-890
  • ご紹介歓迎
  • 高価買取致します