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災害時駆けつけてくれる住民「いない」5割超す



2014年も残すところ1か月を切りました。 「師走」と言われるように、社会全体が忙しそうな雰囲気になりますね。インフルエンザも流行し始めているようなので、体調管理に気をつけて乗り切りたいものです。
さて、本日はマンション内の近所付き合いについて触れてみようと思います。

災害時駆けつけてくれる住民「いない」5割超す
マンション内に「災害時に駆けつけてくれる人がいない」という人は築年数にかかわらず5割を超えるという調査結果を、不動産会社の研究会が発表した。 顔見知りの人数が20人台だと、7割が「駆けつけてくれる人がいる」と考えており、「おすそ分け」が交流を深める上で重要と分析している。
調査は、三井不動産レジデンシャルなどで作る「サステナブル・コミュニティ研究会」が行った。一昨年12月、首都圏の築1年未満から25年のマンション5棟1575戸を対象とし、471戸から回答を得た。災害時に駆けつけてくれる人の有無を尋ねたところ、「いない」は、築1年未満で約8割、5年で6割弱、25年で7割弱。築年数にかかわらず5割を超えた。
また「顔と名前が一致する人の数」は平均5・8人。数が多いほど、駆けつけてくれる人がいるという回答割合が高く、「20人以上30人未満」は68%に上った。日常のつきあいの内容は、「会釈」93%、「あいさつ」87%、「立ち話」54%など(複数回答)。このうち「おすそ分け」は29%だったが、顔と名前が一致する人が多く、「悩み相談」など比較的深い交流につながる傾向があった。
同研究会は「災害時には、普段の顔が見える関係が重要なことが裏付けられた。おすそ分けは、交流の目標設定に活用できる指標になる。居住者が交流できる場作りが大切だ」と分析する。

YOMIURI ONLINE 2014年12月4日配信 災害時駆けつけてくれる住民「いない」5割超す より引用


 築年数に関わらず、マンション内での交流は少ないようですね。先月に発生した長野県北部を震源とした地震では、倒壊した家屋に下敷きになった人を助けだしたのは近所の住民の方々だったとニュースで聞きました。死者もなく全員が救助されたのは、こうした近所の住民同士が顔見知りで、助けあう心を持っていたことも理由になりそうですね。この地域では、おすそ分けも頻繁に行われていたのかもしれません。
交流できる場所があるマンションが今後増えてきたら、自然と機会が増えていくのかもしれませんね。

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