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家計の金融資産、1世帯平均1182万円 前年比81万円増



11月も半ばに入り、冬の足音もすぐそこまで来ていますね。ハロウィン商戦が終了すると、さっそく街はクリスマス商戦へ顔を買えていました。さて、今日は家計の金融資産について触れてみたいと思います。

家計の金融資産、1世帯平均1182万円 前年比81万円増
日銀が事務局を務める金融広報中央委員会が5日発表した2014年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、2人以上の家計が保有する金融資産は1世帯当たり平均で1182万円となり、前年より81万円増えた。雇用環境の改善を背景に所得が増えたことなどが影響し、預貯金などを増やした世帯が多かった。
 金融資産が増えた世帯に理由を聞いたところ、給与など「定例的な収入が増加したから」との回答が28.5%と最も多く、前回(27.2%)から上昇した。「株式、債券価格の上昇により、これらの評価額が増加したから」との回答は17.9%で、前回(18.6%)からやや減少した。
 金融資産の有無に関しては、「金融資産を保有していない」(ただし日常的な資金の出し入れや引き落としに備えた預貯金は除く)と答えた世帯の割合は30.4%と、前年(31.0%)からわずかに減少した。一方、金融資産を保有していると答えた世帯の金融資産保有額の平均は1753万円だった。前年から108万円増え、調査を開始した1963年以降で最高となった。
 調査は6月13日~7月22日に全国8000の2人以上世帯を対象に実施。3951世帯から回答を得た。〔日経QUICKニュース(NQN)〕


日本経済新聞 2014年11月13日配信 家計の金融資産、1世帯平均1182万円 前年比81万円増より引用


金融資産が増えた理由が、「所得の増加」「株式、債券価格の上昇による評価額の増加」と、景気の好転と捉えることができますね。 また、NISAのような少額から始められる金融商品の発売開始や、女性タレントを起用したテレビCMを頻繁に見かけるようになり、認知が進んでいったことも理由として考えられるかもしれません。
日経平均株価が日中高値を更新し続けていますが、衆院解散をめぐる発言に左右されやすい状況になっていると思われ、今後も動向に注目していきたいですね。

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