ニュース

3大都市圏に人口流入止まらず…景気回復で拡大



季節外れの台風も過ぎ、冬がすぐそこまで来ているようですね。
北海道ではすでに先週、センチとなる積雪が観測され、いよいよ本格的に寒くなってきそうです。さて今日は、地方から都市への人口流入について触れてみたいと思います。

3大都市圏に人口流入止まらず…景気回復で拡大
地方から東京、大阪、名古屋の3大都市圏に転出する人が転入する人を上回る「転出超過」が、2013年まで18年続いていることが、国土交通省の調査で分かった。
13年の転出超過は9万人と、前年より2万人増えており、地方の人口減少に拍車をかけている。国交省は24日、今後10年の国土の開発方針などを定める新たな「国土形成計画」の有識者会議に、1990年以降の調査結果を示した。
13年は地方から3大都市圏への転出が53万人、転入は44万人だった。総務省の住民基本台帳の人口移動報告から推計した。 転出超過は96年から続いており、07年には16万人近くまで拡大した。
08年のリーマン・ショック後は縮小し、11年は7万人だったが、アベノミクスによる景気の回復基調で再び拡大している。


YOMIURI ONLINE 2014年10月25日配信 3大都市圏に人口流入止まらず…景気回復で拡大より引用


特に東京への人口集中が際立ちっているようです。また、若い世代の地方から都心への転出が多くなっており、高齢者が地方に残る傾向にあるようです。景気が回復することで、労働力が都心へ転出することは自然な流れと捉えることができます。
しかし、2014年5月時点で日本創成会議・人口減少問題検討分科会の推計による「消滅可能性」がある自治体は896にものぼります。
地方も人の流出を防ぐために、結婚支援や子育て支援、住宅支援など様々な工夫を実施しているようです。
地方も都心も景気回復することが望ましいですね。

ページ先頭に戻る
  • お申し込みはこちら
  • 0120-250-890
  • ご紹介歓迎
  • 高価買取致します