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6年ぶりの好調、マンション発売戸数 大幅増加



先週は冬に戻ったかのように冷え込む日が続いておりましたが、皆さまは体調など崩しておられないでしょうか。

さて、今回は賑わいを見せているマンション業界に触れてみようと思います。
春らしからぬ冷たい風が吹いていた傍らで、マンション業界には追い風が吹いているようです。
以下が今回参考にした記事の引用です。

マンション業界に「追い風」 「億ション」も完売する活況!
 マンション業界に「追い風」が吹いてきた。不動産経済研究所が2013年4月18日に発表した3月の首都圏マンション市場動向によると、新築物件の発売戸数は前年同月に比べて48.4%増の5139戸と大幅に増えた。12年8月以来、7か月ぶりの増加だ。
 販売価格も、じわり上昇。1戸あたりの平均価格は4807万円で、前年同月と比べて139万円(3.0%)アップした。契約率も、好不調の境目とされる70%を大きく上回り、82.1%まで上昇。7か月ぶりに80%を突破した。

■13年度の首都圏マンション発売、リーマン前まで回復

 不動産経済研究所によると、3月の発売戸数が大幅に増加したのは、春商戦の開始で注目の大型案件が市場に出てきたため、という。企画調査部の松田忠司・主任研究員は、「今年の春商戦は出足が早かったのが特徴といえます。1、2月は発売戸数こそ(前年比で)減らしましたが、(春商戦を前に)モデルルームを見学に訪れる人は多かった。『今が買いどき』と考えている人は多くいます」と話している。
 消費者が購入に動き出し、不動産大手やマンション販売業者も発売を増やす計画。松田氏は、「6~9月頃までは大型物件の供給も予定されており、それらが市場をけん引。好調をキープするでしょう」という。
 2013年度の首都圏のマンション発売戸数は、リーマン・ショック前の2007年度以来6年ぶりに5万戸を超える見通しだ。
 マンション販売が好調な要因は、黒田日銀による「異次元の金融緩和」に伴う金利低下や、株高に伴う資産効果だ。
 住宅ローン金利は、住宅金融支援機構の長期固定ローン「フラット35」の最低借入金利の水準が2013年4月に、年1.80%(返済期間21~35年の場合)と過去最低となった。住宅ローン金利が低いうちに買っておこうというニーズはある。
 日本銀行による主要銀行の貸出動向アンケート調査では、銀行の住宅ローン需要が大きく増えていることがわかった。日銀が債券買い取りを増やすので、銀行としては新たな資金運用先がほしい。景気が回復してきたとはいえ、まだまだ企業向け融資は伸びないので、個人向けの住宅ローンは「近い将来の金利上昇を見込んだ借り換え需要を含め、ニーズは豊富」(地銀幹部)と、貸す側の姿勢も前のめりだ。  一方、ここ数年のマンション購入者は、初めて住宅を取得するファミリー層が中心だった。ところが、最近は「億ションなど高額物件が完売したり、リタイヤ層が子供ための住居として2軒目を購入したりする動きが出てきました」(前出の不動産経済研究所の松田忠司氏)と、資産効果を見込んだ購入がみられるようになってきた。
 たとえば、三井不動産が手がけた東京・飯田橋の「パークコート千代田富士見ザタワー」(総戸数505戸)は物件の半数が「億ション」。3月16日に最終販売したが、「すでに申込みは埋まりました」(三井不動産)という。40歳代を中心に、会社経営者や役員、医師などが購入しているそうだ。
 同社が現在販売中の「パークマンション赤坂氷川坂」も高額物件だが、「好調に売れています」と話している。
 景気回復によって販売価格が上昇する前に、都区部の利便性のよい物件に買い替えようというニーズも増えている。都心回帰の動きで、中古マンションも高額物件から物色されているという。
 ただ、不安材料もある。前出の松田氏は「14年4月に予定されている消費増税の影響が不透明です」という。加えて、「販売価格は建築コストの上昇もあるので、ある程度は上がるでしょう。しかし、あまり上昇しすぎると水を差すことになります」とも指摘する。

J-CASTニュース 4月22日(月)18時50分配信 マンション業界に「追い風」 「億ション」も完売する活況! より引用


本日は発売戸数が好調なマンション業界に注目しました。

不景気が続いていた中、リーマンショック以前の発売戸数にまで戻ったマンション業界。一戸あたりの販売価格が一億円を超えるような高額物件も、すでに申込が埋まっているという状況もあるとの事で盛況のようです。
景気回復による販売価格の上昇が起こる前に、高い買い物はしておいた方がいいと考えている方が増えてきているのかもしれませんね。



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