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5Gを活用するKDDI「音のVR」。バーチャルアテンダントによるVR不動産案内も




こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
タイ政府は4日、首都バンコクを中心に全国で走行している三輪タクシー「トゥクトゥク」を、2022年までにすべて電気自動車(EV)に切り替える計画を発表しました。 ドアも窓もないトゥクトゥクは、タイ観光の名物の一つとして知られていますが、老朽化した車両が多く、市民の間では走行中の排ガスや騒音に対する批判も多いそうです。 地球に優しいトゥクトゥクがどのような姿になるのか楽しみですね。
さて、今日はKDDIの「音のVR」や「バーチャル不動産案内」を紹介いたします。


5Gを活用するKDDI「音のVR」。バーチャルアテンダントによるVR不動産案内も

 KDDIは、10月3日から幕張メッセで開幕するCEATEC JAPAN 2017において、「音のVR」や、「バーチャル不動産案内」というVR技術/コンテンツを紹介している。

■音のVRを実現する「音場のズーム合成技術」
 VR映像コンテンツの増加に合わせて、音のVRを提案。ヘッドフォンを装着してタブレットの360度映像の視点を変えると、その方向に合わせて、ズームしたステレオ音場をリアルタイムに合成する技術で、映像と音声が合致したインタラクティブな視聴を可能にしている。
「音場の選択的合成方式」を考案/導入したことで、音場のズーム合成技術を開発。複数のマイクを空間的に配置したマイクアレイを用いて、収録した音場の空間的な広がりを保ちながら、任意の範囲にズームしたステレオ音場をリアルタイムで合成。正面からの音がよく聴こえるだけでなく、後ろや横など周りの音の到達時間の違いも考慮し、自然な広がりのあるステレオ音場を実現したという。

 この技術に加え、独自の高速化技術も採用し、スマートフォンやタブレットなどの端末上でリアルタイムに合成/再生することも実現。高速通信を活用しつつ、ローカルでの処理も組み合わせることで、サーバーの負担を抑えられるという。
今回のデモに使われている音声は、6つのマイクを組み合わせたマイクアレイで収録したもの。木管五重奏の中心や、サッカーのパス練習をしているフィールドの中心に、自分が立っているような感覚の360度映像となっており、タブレットで映像を回転すると見ている方向の音がよく聴こえ、ズームするとさらに正面の音が近くに感じられる。
 ズーム合成を行なわない場合の音と比較すると、単に音の大小が違うだけでなく、今回の技術は周囲の音との組み合わせによって、より立体感のある音に変わり、その場にいるような感覚が音でも伝わることが実感できた。

■キャラクターが話しかけてくれるバーチャル不動産案内
VRブームに合わせて、不動産会社などが「物件をVR映像で自由に内見できる」というサービスが一部で既にスタートしているが、今回展示された「バーチャル不動産案内」は、そうしたサービスに「人間らしい質感まで表現した」というバーチャルアテンダントの音声ガイドを加えた提案。VRヘッドマウントディスプレイを装着した体験者の動きや操作に合わせてバーチャルアテンダントの“ジュリ”が声で案内することで、より本物に近い感覚で内見ができるという。
 不動産会社や現地に足を運ばなくても、家のPCなどから体験でき、会社の営業担当者などの説明を受けながら体験できるのが特徴。人による説明がバーチャルアテンダントの声として届き、体験者が操作に迷ったときなども、その状況に応じた案内が受けられる。
デモでは、一つの物件のリビングやキッチン、ダイニングを順に見回る形で体験。シンプルな操作で部屋の照明のON/OFF時を比較したり、インテリアのカラーリングを変更することなどができる。
 今回の展示では、高性能なPCや、HTCのVIVEを使って体験する形となるが、将来的に5G環境が実現した時には、映像を生成する機能をクラウド側に持たせることで、スマートフォンやタブレットなどでも簡単に体験できるようになることを目指す。また、デモの映像は2K相当だが、技術的には8K解像度も対応可能なことが確認済みだという。

AVWatch  2017年10月02日配信 「5Gを活用するKDDI「音のVR」。バーチャルアテンダントによるVR不動産案内も より引用


不動産および不動産に関連する家具などの業界はVR、ARと相性が良いと言われています。
今回のバーチャルアテンダントは、人のアテンダントが遠隔で対応し、音声での会話やお辞儀などのアクションを交えたコミュニケーションが可能になっているそうです。  家具の分野では、IKEAがVRを使ったショールームのリリースを計画しており、郊外に多いIKEAの店舗へ行けない人でも気軽にショールームを見て、気に入った商品を買うことができるようになります。
 インテリアコーディネートショップ「STYLICS」は、すでにVRを家具の販売に取り入れています。インテリアコーディネートの提案がVRとして再現されており、ユーザーはヘッドマウントディスプレイを使用して、新たなコーディネートをよりリアルに体感できるそうです。
 フィンランドのVividWorksが提供する「VividAR」は、ARマーカーを出力して現実空間に配置し、映像として撮り込むことで、家具の配置をシュミレーションできるソフトウェアです。
配置する家具の色を変更することが可能なため、実際の風景に家具が合うかどうか、効率的なシミュレーションが可能になるそうです。
 VR、ARは不動産業界のみならず、目を見張る普及を見せています。不動産の内覧や家具の選択にVRを使用することが当たり前になる日が近いと言えるでしょう。また、米ケンタッキーでや世界最大の小売企業Walmartでは、従業員のトレーニングにVRを採用しているそうで、様々な業界への普及も期待したいですね。


不動産担保ローンの日宝より
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