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DIY費用を家主が100万負担「カスタマイズ+DIYプラン」で競争力アップ?



こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
先日、日本でも「ポケモンGO」が配信開始されました。街中ではポケモンを探してスマホを見ながら歩いている人々を多く見かけます。歩きスマホは危険もありますので、注意しながらポケモンをゲットしたいですね。
さて、今日は新しい「DIY賃貸」を紹介いたします。

DIY費用を家主が100万負担「カスタマイズ+DIYプラン」で競争力アップ?

入居者が部屋を自分でリフォームできるいわゆる「DIY賃貸」が注目され出しているが、さらに先行く物件があった。「DIY可」にとどまらず、なんとその代金をオーナーが負担してくれるというのだ。 これは清陽通商株式会社(所在地:大阪府大阪市)が保有する賃貸マンション「マイヨジョーヌ野崎」(所在地:大阪府大東市)で行なわれた試み。「カスタマイズ+DIYプラン」として100万円を上限に家主がリフォーム代を負担するという仕組みだ。
この「マイヨジョーヌ野崎」は築37年、老朽化が進んだ物件。現在の所有者が昨年物件を取得し、外装などを全面リノベーションしたマンションである。しかし外装には手を加えているが内装は空き室をスケルトン状態としてそのままの貸し出し。入居者が自由にリノベーションできるカスタマイズ&DIY賃貸マンションという形態をとっている。
商業店舗などではスケルトン状態すなわち内装を施していない状態での貸し出しは珍しくない。だが、住宅でスケルトン状態の貸し出しというのはほとんどない。
DIYするには作業がしやすいが、そのままでは住むことができず入居者の負担が大きいからだ。そこで、100万円を上限に家主がリフォーム代を負担することで、より多くの人が負担が少なくDIYで自分の住みたい部屋を作ることができるようにしたわけだ。
この「100万円負担」、借主にとってはうれしい話だが、家主にとって負担が大きすぎると考える向きも多いだろう。クロス/フローリングと水回りの清掃と畳の表替えだけで済むような状態の良い住戸なら10~20万円程度でパリッとした見栄えにすることが可能だからだ。となれば「100万負担」では割に合わない。
しかし、本物件は築37年。ニュース記事でも「老朽化が進んだ」と記載されていることから、内装の劣化や設備の老朽化が激しいと考えられる。ファミリータイプの物件であれば設備の刷新などで一部屋あたり100万円程度の費用は十分にかかる。であれば、入居者の好みを想像して先行投資するよりも、入居希望者が現れた時点でその好み通りのプランにする方が失敗がない。
家主にはリスクが少なく、入居者には嬉しいDIY賃貸。首都圏に比べ関西ではまだまだ事例が少ない。「費用は家主負担」となるとなおさらだ。築年数が古く、場所もマイナーな本物件。「カスタマイズ+DIYプラン」で入居者が集まるかどうか、注目だ。

建美家 2016年07月20日配信 DIY費用を家主が100万負担「カスタマイズ+DIYプラン」で競争力アップ? より引用


これまで、賃貸物件では「原状回復義務」が問題となり、DIYやリノベーションが許可された物件でもトラブルが発生していたようです。しかし、自分らしくカスタマイズした空間で生活をしたいというDIYやリノベーションのブームにより、年々状況も変化しています。また、国土交通省による賃貸借ガイドラインの提示もブームを後押ししているようです。
DIY可能賃貸は、空き家問題にも効果がありそうです。実際、マンションやアパートだけでなく、戸建てでもDIY可能を謳っている物件が増えているそうです。貸す側も借りる側もWin-Winなこのサービスの普及を期待したいですね。


不動産担保ローンの日宝より
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