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個人金融資産、初の1700兆円超えで過去最高更新



東京商工リサーチによる2015年3月期決算の役員報酬1億円以上開示企業では、165社316人が1億円以上の報酬を受け取っていたそうです。この316人の方の個人金融資産はいくらになるか、興味がありますね。
さて今日は、個人金融資産が過去最高を更新したニュースに触れてみたいと思います。

個人金融資産、初の1700兆円超えで過去最高更新

日銀が6月29日に発表した1~3月期の資金循環統計によると、個人(家計部門)が保有する3月末の金融資産残高は前年同期に比べて前年同期比5.2%増の1708兆円と、過去最高を更新した。1700兆円を超えるのは初めて。  
現金・預金は同2.2%増の83兆円だった。株式・出資金が同21.5%増の184兆円、株式では同20.0%増の100兆円となった。円安・株高で保有する株式や投資信託の時価評価額が膨らんだことが残高を押し上げた。

ZUUonline 2015年06月29日配信 個人金融資産、初の1700兆円超えで過去最高更新 より引用


日銀は今年3月末までの1年間に株価が大きく値上がりしたことで個人が保有する株式や投資信託の評価額が押し上げられたことが主な要因だとしています。一方、3月末時点の国債の残高は過去最大の1,038兆円となり、保有の割合をみますと、大規模な金融緩和のもとで大量の国債を買い入れている日銀が全体の26.5%を占め、最大の保有者となっています。
個人だけではなく、企業の金融資産残高も3月末に1111兆円と過去最高を更新しています。このうち、20%以上が現金・預金残高となり241兆円と過去最高、企業が手元資金を厚めに保有する動きが継続しているようです。また、家計が保有する外貨建て資産は43兆7000億円となり、こちらも同2.6%増となったそうです。円安の進行で外貨建て資産の円換算額が膨らんでいるようです。


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