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SUUMOとマイクロソフト、地図で探せる物件情報サービス「Bing不動産」



梅雨入りが本州まできていますね。早いところでは、花火大会も行われているようです。
春が終わったと思えば、あっという間に夏が近づいています。
賃貸物件市場が年間を通して最も動くと言われている春を過ぎ、新しい物件情報サービスがリリースされました。今日はそのサービスに触れてみたいと思います。

SUUMOとマイクロソフト、地図で探せる物件情報サービス「Bing不動産」

 リクルート住まいカンパニー(SUUMO)と日本マイクロソフトは5月25日、Web上の地図技術を活用した新しい住宅・不動産情報検索サービスとして「Bing不動産」の提供を開始した。 「Bing不動産」は、マイクロソフトがグローバルで展開している地図プラットフォーム「Bing Maps」の技術と、SUUMOが保有する、住宅・不動産の購入・賃貸の物件情報を統合し、地図上により詳しく豊かな表現で物件情報を表現することで、ユーザーが視覚的・直感的に物件を検索できるサービス。
「Bing不動産」の主な特徴としては、「地図を起点とする物件探しが可能」「多様な絞り込み/物件一覧・比較機能の提供」「オーバーレイ機能の提供」「検索連動」がある。
「Bing不動産」は、物件探しに関わる多くの作業を単一のユーザーインタフェース上で完結することを基本的な設計思想とし、物件に関するさまざまな情報を地図上に提供する。
例えば、物件所在地の周辺にあるさまざまな施設の場所(コンビニ、バス停、駅、郵便局など)が地図上に配置し、視覚的で直感的な情報が提供されるため、ユーザーは物件周辺の環境をより具体的なイメージを持って確認することができる。 また、物件を探す際に有益な付加情報を、地図上にオーバーレイで重ねて表示することができ、サービス開始時点では、「用途地域」「地価公示価格」のオーバーレイ表示が利用可能。
さらに、両社は地図を主体とした特徴を生かして、新たな物件探しの手法を提案していく予定で、第1弾として、物件検討の主要な意思決定者が複数いる場合に、さまざまな条件付けから両者の"落としどころ"となりそうな候補物件を提示する機能「パワーバランス検索」(仮称)を2015年後半に実装する予定。

マイナビニュース  2015年05月26日配信 SUUMOとマイクロソフト、地図で探せる物件情報サービス「Bing不動産」 より引用


 実装予定の「パワーバランス検索」(仮称により、例えば共働き世帯で夫婦の勤務先が離れている場合に想定候補物件群を提示するといった使い方が可能になるそうです。
 日本マイクロソフトの佐藤賢氏(アドバタイジング&オンライン統括本部 マーケティング部 部長)は5月25日に開催された記者説明会において、ほかの不動産情報サービスに対するBing不動産の強みとして、「他社でも地図を使った物件検索サービスを提供しているところはあるが、どちらかというと通常のリスト検索を補完する機能として提供しているものが多く、Bing不動産のように完全に“地図から探す”という機能に特化したサービスは他にはないと思う」と語りました。
不動産物件情報と検索エンジンの提携は私たちの「こうならもっと良いのに」を解決してくれるのでしょうか。競争が激しい業界だからこそ、広告のみならず根本のユーザービリティ向上が鍵になってくると思います。


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