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東京カンテイ、7月期における三大都市圏での分譲マンション賃料の推移を発表



昼夜問わずに蒸し暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は東京カンテイが発表した首都圏・中部圏・近畿圏の三大都市圏における分譲マンション賃料の7月期での推移について触れてみようと思います。全地域合わせて11都道府県の賃料にはどのような変化がみられたのでしょうか。
以下は参考にした記事の内容です。

三大都市圏・主要都市別と分譲マンション賃料
株式会社東京カンテイが、2013年7月の「三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料月別推移」を発表した。

7 月の分譲マンション賃料は、首都圏の主要都市の分譲マンション賃料で、高い水準を維持しているところが多かった。しかし東京23区では前月と比べると 0.1%減少の3,097円/平米となり、5ヵ月ぶりの下落であった。年明け以降高い水準は維持している。また横浜市やさいたま市、千葉市なども下落した。

近畿圏は、大阪市が前月に比べると0.1%増加の2,094円/平米で、4ヵ月連続で上昇した。しかし上昇率はそこまで多くないため、あまり変化はなかった。神戸市は1.6%減少の1,852円/平米と前月に続いて下落した。しかし平均築年が同じ水準であった1月の賃料を上回っているため、実際はプラスとなった。

2013年7月の首都圏・分譲マンション賃料については、前月に比べると0.3%減少しており 2,533円/平米。3ヵ月ぶりに下落した。しかし賃料水準は2,500円台前半であるため、安定している。都県別で見た場合には、東京都は0.3%減少 の2,986円/平米で、埼玉県は0.6%減少の1,623円/平米。平均築年数は神奈川県では約1年進んでおり2.7%減少の2,016円/平米と他の地域に比べると大きく下落した。 その一方で、千葉県は市川市の影響で1.9%増加の1,534円/平米と1都3県の中で唯一上昇した。しかしその他の主要な行政区は、ほとんどがマイナスとなった。

近畿圏では前月と比べると0.1%増加の1,810円/平米で、安定推移している。大阪府は0.4%減少の1,894円/平米と4ヵ月ぶりに下落したのだが、賃料水準に変化は見られなかった。

中部圏は前月に比べると1.2%減少の1,526円/平米、愛知県では1.3%減少の1,550円/平米と3ヵ月連続下落。築浅物件からの事例増加によって賃料水準は高くなったのだが、賃料水準はやや弱含みとなった。

名古屋市は、前月と比べると1,5%減少の1,641円/平米と下落し、急激に上昇した賃料は、築浅物件からの事例数が減少したため緩やかなマイナスとなった。

不動産投資ニュース 2013年8月17日 配信 東京カンテイが2013年7月の三大都市圏 分譲マンション賃料月別推移を発表 より引用


本日は東京カンテイが発表した、三大都市圏における分譲マンション賃料の7月の推移について触れてみました。

前月比を都市圏ごとに見ると首都圏と中部圏は安定しているものの、中部圏は若干のマイナス。都市ごとで見ると23区を始めとして下落している地域が増えています。とはいえ、下がり幅は最大で平均築年数の進んだ神奈川県の2.7%となっており、大幅な下落はなく、引用記事にも書かれているように高い水準を維持しているようです。
また、分譲マンションを借りる側の視点から見れば借り時と考える事もできますが、今後の景気回復に向けてどのような影響を与えてくれるのでしょうか。



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