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予想される日中貿易額の増加と対中輸出



そろそろ2月も終わり、春が目前まで迫ってきた感じがします。
会社でも学校でも、もうじき始まる新しい生活が気になっている方もいらっしゃるかもしれませんね。

さて、今回は日中貿易のニュースについて触れてみようと思います。
ご存知の通り、中国は日本の経済上無視できない重要な隣国の一つです。
いま中国と日本との貿易関係では、どのような動きを見せているのでしょうか?

以下は、今回参考にした記事の引用です。

 日本貿易振興機構(ジェトロ)は19日、2013年の日中貿易について貿易総額が増加に転じ、11年に記録した過去最高(3449億ドル)を2年ぶりに 上回る可能性が高いとの見通しを明らかにした。12年の日中貿易総額は沖縄県・尖閣諸島をめぐる関係悪化や中国経済の鈍化の影響で前年比3.3%減の 3336億ドルと、リーマン・ショック直後の09年以来3年ぶりに前年実績を下回った。  ジェトロは13年の対中輸出について、中国経済の回復傾向や円安などから小幅な増加に転じると予想。日中経済関係は「最悪の状態を脱し、小売業などで(反日)デモの前の状況に戻りつつある」としている。

(時事ドットコム -過去最高2年ぶり更新へ=今年の日中貿易額-ジェトロ見通し2013/02/19-17:23)より引用


本日のコラムは、日中貿易から見る日本の対中輸出に注目しました。

中国はBRICsの新興国として世界から注目されていますが、昨今の発展には目を見張るものがあります。 特に、日本国内にあふれる中国製品。 不況が長く続いた日本では、値段の高い日本製よりも安い中国製に流れてしまうのはごく自然なことで、今や中国製品無くして日本の生活は成り立たないと言っても過言ではないでしょう。 中国の強みはその高い生産能力だけでなく、レアメタルやレアアースといった鉱物資源に恵まれているという点にもあります。 日本の基幹産業を左右する存在としても、中国の重要性は今後も高まっていくことでしょう。

今回の参照記事によれば、日中貿易は今後改善していくという予測が建てられています。これには日本の円安や、中国の経済が多少持ち直してきたという理由もあるようですが、日本経済が再生するための材料が整いつつあるように思えます。

中国がさらに豊かになれば、中国農村部の方たちも経済力を増していくことでしょう。 その方々が旅行で日本に来たり、日本からの輸入製品を購入してくれたりすれば、日本の経済活性化の一翼を担ってくれるかもしれません。

最近、秋葉原では日本の高性能な炊飯器や髭剃りが特に人気です。 炊飯器については、中国の富裕層の方々が10万円クラスの高級炊飯器を惜しげもなく購入しているそうです。円安傾向と日中貿易の熱の高まりが、今後も継続していって欲しいものです。

また、日本国内では不動産分野に関しても、中国の方たちが日本の山間部の土地を買いにやってくるという話もあるようですね。主に水資源の確保が理由とのことですが、良質な水に恵まれた日本人にとっては一つの盲点であったといえるでしょう。 一見すると何の価値もなさそうな地方の山々も、見る角度を変えれば無限の可能性があるかもしれません。

日中の貿易関係が改善されていく過程で、不動産業界にもその好影響が波及してくれるとよいですね。

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